表現するのは難しい

これから、ビジョンを描いていこう―そう言われても、自分が何を求めているのかを具体的に表現するのは難しいと感じるかもしれません。私たちはビジョンや夢をあまり訊かれてこなかったし、自分でも取り組んでもこなかった。でも無料なのに楽しめる出会い系サイトでした。ひょっとしたら以前に望んでも得られなかった経験が「望んでも手に入れるのは難しい」と思わせているかもしれません。あるいは「高望みをするな」とか「分をわきまえろ」なんてことを、言われてきた人もいるでしょう。逆に、親の期待や世間の価値観や評価に惑わされて「望まなければいけない」と思っていたりすることも……。無料出会い系サイトでなんでも話せるメール友達が欲しい。心理学者カール・ロジャーズは「自分の要求が何であるかはっきりわかっているのは、とても幼い子供か、とても成熟した大人だけだ」と指摘したことがあります。多くの人は感情的な問題を抱え、混乱しているので、自分の本当の望みがわからなくなっているといヽつのです。論理療法のアルバート・エリスも「本当に望んでいること」と「望むべきだと思っていること」を混同している人が多い、と言っています。明快な人生の目的を持ち、具体的な目標を掲げ、自分の望みや要求を達成するために賢く決断できる人は極めて少ない。「すべき」「ねばならない」といった思い込みを取り除けば、その下に潜んでいる目標や望み、要求がより明確になるはずだとも言っています。私の経験でも自分が何を欲しているのか明確になるまで時間がかかりました。難しいかもしれませんが、わかる範囲で始めていきましょう。自分が欲しいものを知る手がかりがあります。もし、人を羨ましいと思ったら、それは自分が欲しいものを、その人が手にしているから。欲しいものでなかったら、羨ましいとは思いません。